既存製品に「新しい価値」を

日経MJ新聞に、ジャパネットたかた創業者の高田明氏が、これまでの氏の歩みを連載されていますが、1月13日(金)に次のようなことを述べていおられます。

”ニュービジネスによる新しい価値の創造”というと、すぐに新規事業開始や新商品開発を考えてしまいますが、ちょっと視点を変えてみるだけで、既存の商品でも新しい価値の提供は可能のようです。文章の趣旨は、「お客様に伝える」ということですが、例に上げられた商品、いずれもそれまでのその商品を何のために買うのかということ(既存の価値)とは別の、新しい価値を提案することにより大ヒットとなったものです。

(日経MJ新聞 平成29年1月13日 3面「~HISTORY~暮らしを変えた立役者」より抜粋)

「経験を積むうち、メーカーさんが持ってきた新商品がお客さんに響くか響かないか、感覚的に分かるようになりました。『物忘れが増えたお年寄りのメモ代わりに』と提案したボイスレコーダー、『子供のためにお父さんお母さんの今の姿を残して』と訴えたビデオカメラなど、新しい『価値』を伝えて大ヒットを生み出せたのも、伝わらない、売れない経験をいっぱいしたからです。」

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