(株)ブランド総合研究所が、2009年以降、毎年、インターネット調査により、全国1000の市区町村(全790市+東京23区+187町村)と47都道府県についての魅力を「地域ブランド調査」として実施されています。各地域に対して魅力度など全77項目の設問に関して実施し、地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」で数値化したものとのことです。その結果によると都道県ランキングはマスコミなどでも、時々引用されているようです。
2016年の調査結果を見ますと、中国5県の魅力度ランキングは次のようになっています。
広島県23位(前年15位)、島根県25位(前年41位)、岡山県31位(前年33位)、山口県32位(前年43位)、鳥取県42位(前年39位)
これを見ると、広島県は前年から大きく下げ、島根県と山口県は前年から大きく順位を上げています。その要因はわかりませんが、少なくとも、調査項目に「認知度」があり、広島県は一時マスコミでも大きく取り上げられていた「おしい広島県」のキャンペーンがひと段落していることや、昨年山口県は大河ドラマの舞台となったこと、島根県は出雲大社の大遷宮があったこと等を考えれば、観光キャンペーン等によるマスコミ等への露出が、ランキング変動の大きな要因となっているのかもしれません。
なお、2016年の地域ブランド調査結果については、こちらをご覧ください。(クリック)