平成28年12月7日付けの日経MJ、第一面に「2016年ヒット商品番付」が発表されています。東の横綱が「ポケモンGO」、西の横綱が「君の名は。」でした。いづれも、そのものだけえではなく、それに関連した「新しい価値」を生み出したことは、間違いないことだろうと思います。
あと、中国地域として注目すべきは、西の小結が「広島」ということ。「広島カープが25年ぶりにセ・リーグ制覇。緒方孝市監督の「神ってる」は流行語に。オバマ米大統領も訪問」と寸評されています。西の張出大関「リオ五輪」のように何かひとつのものをきっかけにその地域が盛り上がることはよくありますが、関係のない二つ(カープとオバマ米大統領)が一緒になって同じ地域を盛り上げたというのは、案外珍しいのではないでしょうか。
「地域ブランド」も、何か一つのイメージでいろいろな商品を展開し地域全体を盛り上げていくイメージもありますが、現在あるいろいろな商品を伸ばしていくことで、「地域ブランド」に育っていく場合もあるのかもしれません。